飯田線、岩石落下で設備損傷 復旧めど立たず

JR東海は、岩石落下による設備損傷の影響により、飯田線の一部区間の運転を当面の間見合わせる。

同社によると、飯田線の湯谷温泉~三河槙原駅間の豊橋駅起点39.4キロ地点で6月1日、岩石落下による鉄柱や架線の損傷を確認した。この影響で、本長篠~中部天竜駅間は現在も運転を見合せている。豊橋~本長篠駅間、中部天竜~辰野駅間は本数を減らして運転する可能性があるという。また、特急「伊那路」は当面の間、全列車運休となる。

同社は現地調査と復旧作業を進めているが、全線の運転再開にはしばらくの日数を要する見込みだという。