KLMオランダ航空、「プレミアムコンフォート」を導入

KLMオランダ航空は、「プレミアムコンフォート」を北米路線から導入する。

エコノミークラス前方に21〜28席を設ける。コリンズエアロスペース製の座席で、デザインと機能性に配慮し、軽量で再利用可能な素材を取り入れた。シートピッチはエコノミークラスよりも広い38インチで、13.3インチモニター、フットレスト、ユニバーサル電源、USBポートを備え、最大8インチまでリクライニングする。

導入機材はボーイング777-300型機とボーイング777-200型機(24席)、ボーイング787-9型機(21席)、ボーイング787-10型機(28席)。ボーイング777型機とボーイング787-10型機ではエコノミーコンフォートも増席する。全機種で全座席数は1割弱程度減少する。

受託手荷物は最大2個まで、機内持ち込み手荷物の個数もエコノミークラスより増える。スカイチームの「Sky Priority」サービスも利用できる。ラウンジの利用は有料となる。

中長距離路線では所要時間に応じて、温かい食事を1回もしくは2回提供する。メニューは肉、魚、ベジタリアンを常に用意し、食後にはコーヒー、紅茶のほか、リキュール類やアイスクリームも提供する。アメニティキットも用意する。

客室改修は、アムステルダム・スキポール空港でKLMエンジニアリング&メンテナンスが実施する。まずは北米路線から導入し、7月末以降に順次拡大する。

詳細はこちら