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中部国際空港に無人決済店舗「ANA FESTA GO」オープン 制限エリアに初
ANA FESTAと無人決済システム開発を手掛けるTOUCH TO GO(TTG)は、中部国際空港に無人決済店舗「ANA FESTA GO 中部ゲート店」を6月15日にオープンした。
ANA FESTAの無人決済店舗は羽田空港に続き国内2軒目で、第1ターミナル3階の国内線制限エリア内、保安検査場通過後右側に位置する。
店舗面積は約50.2平米で、東海エリアを代表する土産菓子を中心に、名古屋めしや飲料、ANAオリジナルグッズ、雑貨類の計170種類の商品を取扱っており、31台のカメラや商品棚のセンサーで、利用者が選んだ商品を認識する。羽田空港の店舗と比べて店内のスペースは広く、店内の人数制限もなくなった。レジではマイレージカードの有無を最初に選択できるようにするなど、改善した点もあるという。決済手段は交通系電子マネー、クレジットカード、各種QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、J-coin PAY)、現金に対応する。
これまでは人員が1日10人程度必要だったものの、1日2人程度で運営できるようになるという。空港は納品などに特殊性があることから、ある程度の人員は必要だという。中部国際空港は名古屋市内から来る働き手が少なく、慢性的に人員不足だという。株主優待などの紙のクーポンを利用したいというニーズがあることから、まずは複数店舗がある空港の一部の店舗の置き換えを進めていきたいという。
ANAマイレージクラブ会員は100円につき1マイル、ANAカード決済でさらに200円につき1マイルを付与するほか、ANAカード保有者で1,000円(税込)以上購入する場合は代金が5%引きになる。営業時間は午前6時30分から午後7時まで。
TTGはJR東日本系のベンチャー企業で、高輪ゲートウェイ駅などに無人コンビニを展開している。