シンガポール航空、東京/成田〜シンガポール線へのエアバスA380型機投入期間変更 2025年5月1日から
エアバスA321XLR型機、初飛行に成功
エアバスは、エアバスA321XLR型機の試験飛行機初号機(MSN11000)が試験飛行に成功したと発表した。
ハンブルクを6月15日午前11時5分に離陸し、約4時間35分に渡って飛行した。乗員はテストパイロット2名とテストエンジニア3名の計5名。高速と低速の両方で、飛行制御、エンジン、飛行範囲保護を含む主要システムのテストを実施し、高度30,000フィートまで上昇した。
初号機は、CFMインターナショナル製のLEAP-1Aエンジンを搭載している。この他に、年内にプラット&ホイットニー製GTFエンジン、LEAP-1Aエンジンを搭載した2機の同型機の初飛行を予定している。
エアバスA321XLR型機は、最大4,700海里(約8,700キロ)の飛行が可能で、アメリカ東海岸から欧州各地をカバーできる。最大離陸重量は101トンで、飛行性能はエアバスA321neoとほぼ同等。燃料搭載量を増加させるためのリア・センター・タンクを装備し、増加した最大離陸重量に対応するため、ランディングギア、ブレーキ性能、タイヤ、フラップやスラットを最適化している。搭載可能燃料は12,900リットル。すでに20社以上から500機以上を受注しており、2024年にも引き渡しを予定している。