京成電鉄、千葉県産農産物の貨客混載を拡大 成田空港の「京成友膳」で本格提供

京成電鉄とイウォレ京成、コミュニティー京成、野菜がつくる未来のカタチ(チバベジ)は、規格外野菜を含む千葉県産の農産物を、鉄道による貨客混載で輸送し、活用する取り組みを実施する。

イウォレ京成が運営する、成田空港内の和食レストラン「京成友膳」で、3月11日から実施していた実証実験を、7月8日から本格運用に切り替える。チバベジが京成佐倉駅に持ち込んだ野菜を、列車で成田空港駅へ輸送する。店舗では「京成電車で運んだシリーズ」として、かき揚げやカレー、サラダを販売する。

新たに、「モーニングライナー」で京成上野駅まで輸送し、コミュニティー京成が運営するファミリーマート京成上野駅店で販売する実証実験も7月12日から行う。同様にチバベジが京成佐倉駅に持ち込んだ野菜を、列車で京成上野駅へ輸送する。