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ANAのホヌ定期便復活 ホノルルに初便到着、知事も歓迎
全日本空輸(ANA)は7月1日、東京/成田〜ホノルル線でエアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」の定期運航を再開し、初便がホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に到着した。
フライングホヌは2019年5月に初就航。日本〜ハワイ間の輸送力強化を支えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年3月に運用を離脱。その後は機内設備を活用したレストランイベントや周遊フライトに使用されていた。東京/成田〜ホノルル線での運航は、お盆シーズンに合わせて投入された2021年8月以来だが、定期運航は約2年3か月ぶりとなった。
ダニエル・K・イノウエ国際空港では、ハワイ州のデービッド・イゲ知事らが出席して記念式典を開催した。乗客は家族連れや夫婦などが中心で、JTBやHISのツアー客を出迎える係員も多く見受けられた。乗客数は409名で、ファーストクラスとビジネスクラスは満席だった。
同日から、搭乗口近くの「ANAラウンジ」の営業も再開する。提供する食事を刷新し、包装された食事を中心に用意する。ANAマイレージクラブのダイヤモンド会員が利用できる専用エリアでは、シャンパンも提供する。「ANAスイートラウンジ」は、今後の需要動向に応じて営業再開を検討する。
■ダイヤ
NH184 東京/成田(20:10)〜ホノルル(08:45)/金・土(7月1日〜)
NH183 ホノルル(11:35)〜東京/成田(14:50+1)/金・土(7月1日〜)