ANAの「ホヌ」2号機も再開、運航再開2便目に投入 ホノルル到着

全日本空輸(ANA)は、東京/成田〜ホノルル線の再開2便目に、エアバスA380型機「FLYING HONU(フライングホヌ)」の2号機(機体記号:JA382A)を投入した。

2号機の投入再開初便となるNH184便は、東京/成田を7月2日の午後8時19分に出発。ホノルルのC4スポットには同午前8時49分に到着した。

「フライングホヌ」は2019年5月に初就航。日本〜ハワイ間の輸送力強化を支えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年3月に運用を離脱。その後は機内設備を活用したレストランイベントや周遊フライトに使用されていた。7月1日から定期運航を約2年3か月ぶりに再開し、再開初便には1号機(同:JA381A)を投入していた。10月29日まで金・土曜の週2便を運航する。

ANAは、エアバスA380型機を3機保有。それぞれデザインが異なるウミガメの塗装で、ハワイの空をイメージしたブルーの初号機は2019年3月14日、ハワイの海をイメージしたエメラルドグリーンの2号機は2019年5月15日、ハワイの夕陽をイメージしたサンセットオレンジの3号機は(同:JA383A)は2021年10月13日にそれぞれ受領している。

1階がエコノミークラス383席、2階がファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミークラス73席の計520席仕様。1階後方は「ANA COUCHii(ANAカウチ)」として、3席もしくは4席をフルフラットとして利用できる。

東京/羽田〜ホノルル線も、同日から週5便に増便しており、東京/成田〜ホノルル線をあわせて、1日1便の運航となる。

■ダイヤ
NH184 東京/成田(20:10)〜ホノルル(08:45)/金・土(7月1日〜)
NH183 ホノルル(11:35)〜東京/成田(14:50+1)/金・土(7月1日〜)