スターアライアンス、ドイツ鉄道をインターモーダルパートナーに追加

スターアライアンスは、ドイツ鉄道(DB)を世界初のインターモーダルパートナーに加えると発表した。

スターアライアンス加盟航空会社とドイツ鉄道の乗客は、環境に優しい電車と飛行機を組み合わせた旅行が可能となる。ルフトハンザ・ドイツ航空とドイツ鉄道との間で2010年に開始し、予約数が2倍になったルフトハンザ・エクスプレス・レールでの協力関係を補完するものとしており、環境負荷の低減を見込む。

今後、スターアライアンスに加盟する25社は、ドイツ鉄道のICEに便名を付与して予約システムに組み込み、航空券と鉄道を組み合わせたチケットを1回の予約で購入できるようにする。座席指定のほか、フランクフルトのアム・マイン空港のAiRailチェックインエリアでの手荷物の優先取扱い、ファーストクラスとビジネスクラス利用者にはDBラウンジの利用もできる。

インターモーダルパートナーシップモデルは、航空会社と鉄道、バス、フェリー、その他の輸送エコシステムをアライアンス全体に結合させ、空港や駅、港でのシームレスな移動を促進するもの。将来的にはパートナーを拡大させる。