スピリット航空、ニューアークの発着枠16枠を獲得

アメリカ運輸省は、ニューヨーク・ニューアークのリバティ国際空港のピーク時の発着枠16枠を、スピリット航空に条件付きで割り当てると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大期に、スピリット航空は一時的にリバティ国際空港に乗り入れていた。割り当ての条件として、顧客対応に関するデータや宿泊施設の提供能力の報告を求める。

この発着枠は、2010年にユナイテッド航空とコンチネンタル航空が合併する際、司法省の競争是正措置の一環として、サウスウエスト航空に割り当てられていたものだった。スピリット航空とジェットブルー航空が16枠全て、アラスカ航空が4枠の再割り当てを求めていたものの、審査の結果、最も競争力があり、消費者に安い運賃を提供できる可能性が高いとして、スピリット航空への割り当てを決めた。

サウスウエスト航空はニューヨークの発着空港を、ラガーディア空港に集約している。