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ANAグループ、「ANAにキュン! BLACK FRIDAY!」を開催
さて、ここまで燃油サーチャージが高くなってしまうと、燃油サーチャージ不要の特典航空券や、ZIPAIR Tokyoといった、燃油サーチャージが運賃に含まれているLCCの価値が上昇する、というのは色んなところで言われている通りだ。
一例として、7月19日に検索した、ZIPAIR Tokyoの東京/成田~ロサンゼルス線を見てみよう。
往復ともに「Standard」を利用、事前座席指定、25キログラムまでの受託手荷物、機内食がセットになった「Value」も選択している。そして、往復の税金までセットになって、総額96,666円。先程算出した燃油サーチャージよりも安く、旅行できてしまうというのは驚きだ。もちろん、LCC特有のリスクも承知の上、購入しないといけないというのはあるが、それでも相対的に安い。
そんな訳で、筆者が次にロサンゼルス行き航空券を発券するとすれば、ZIPAIR Tokyoも悪くないなと感じている。そこそこ溜まっているJALマイルを減額マイル(国際線)で消化しようと考えていたのに、燃油サーチャージを考えれば全くお得感がなくなっている。燃油高、円安は恐ろしい。