コスモ石油、2030年にSAFを年間30万キロリットル供給へ

2022年8月1日

コスモ石油は、持続可能な航空燃料（SAF）の2030年の供給目標を、年間30万キロリットルとすると発表した。

国際民間航空機関（ICAO）が、2021年以降の二酸化炭素排出量を2019年の水準に抑える目標を示しているほか、国内でも2030年に航空燃料の10％をSAFに置き換える目標を掲げている。

コスモエネルギーグループでは目標の達成に向けて、製油所での使用済み食用油を原料とした製品の事業や、エタノールを原料とした「Alcohol to Jet（ATJ）」技術による製造検討をはじめ、原料や製造プロセス等の多角化を図りながら、国内でのサプライチェーン構築に取り組むとしている。