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スカイネットアジア航空のCA制服が復活 ソラシドエア、就航20周年で
ソラシドエアは8月1日、2002年の東京/羽田〜宮崎線の就航から20周年を迎えたことを記念して、スカイネットアジア航空時代の制服を着用した客室乗務員が乗務する記念フライトを同路線で運航した。
ソラシドエアは2002年8月1日、スカイネットアジア航空として東京/羽田〜宮崎線に就航。当時の初代制服は薄いピンク地のシャツに黒のベストとジャケットを合わせたスタイルで、スカーフには宮崎県花のハマユウがあしらわれていた。現行の2代目制服は、2011年7月のソラシドエアブランド設定時に導入されたもの。同社によると、客室乗務員が初代制服を着用するのは、2017年の就航15周年イベント以来5年ぶりだという。
記念フライトは午後0時20分宮崎発、東京/羽田行きの6J58便で、113名(うち幼児3名)が利用。宮崎県高千穂町をPRするデカール機「神都高千穂タヂカラオ号」(機体記号:JA810X)が使用された。ソラシドエアは宮崎空港での搭乗ゲート業務を他社に委託しているが、この日は記念フライトに合わせて自社の地上係員を羽田空港から呼び寄せてゲートアナウンスを行った。搭乗口では同社の髙橋宏輔社長らが、利用客にカトラリーセットなどの記念品が入った袋を手渡した。
同便の機長と4名の客室乗務員は宮崎県出身、副操縦士は宮崎市に本校を置く航空大学校出身と、地元にゆかりのあるメンバーが担当。客室乗務員は2名ずつ初代制服と2代目制服を着用して機内サービスを行い、乗客には宮崎生まれの乳酸菌ドリンク「ヨーグルッペ」を配った。機長が宮崎弁のアナウンスを披露すると、客室から拍手が沸き起こる場面もあった。
午後0時18分に宮崎空港を出発した同便は、午後2時1分に羽田空港に到着した。
▲6J58便を担当した整備士もスカイネットアジア航空時代の制服を着用
▲スカイネットアジア航空時代の制服を着用して酸素マスクの使い方を説明する客室乗務員