KLMオランダ航空とタリス、スキポール〜ブリュッセル間で鉄道利用促す取り組み開始

KLMオランダ航空とタリスは、アムステルダムのスキポール空港〜ブリュッセル線の乗り継ぎ旅客を対象としたパートナーシップを7月17日から開始した。

KLMオランダ航空が、高速列車のタリスの座席を買い上げ、航空便を1日1往復減らし、鉄道への乗り継ぎを促す。これは、オランダ政府による「鉄道・航空サービスに関する行動計画」に基づくもので、飛行距離が700キロ未満の路線で鉄道が航空便を補完できるよう、行動や対策を定めている。10月29日まで続けられ、詳細な評価が行われる見通し。

これまでにも、KLMオランダ航空はスキポール空港〜ブリュッセル間でタリスの利用オプションを提供しており、新型コロナウイルスの感染拡大前、接続利用率は全体の約20〜25%で、約36,000人が利用した。

■ダイヤ
TH9357 ブリュッセル南(16:52)〜アムステルダム・スキポール空港(18:25)/月・火・水・木・金・日
TH9351 ブリュッセル南(15:52)〜アムステルダム・スキポール空港(17:25)/土
TH9376 アムステルダム・スキポール空港(17:34)〜ブリュッセル南(19:08)/月・火・水・木・金・日
TH9382 アムステルダム・スキポール空港(18:34)〜ブリュッセル南(20:08)/土

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