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台湾の交通系IC「悠遊カード」、年内にも沖縄県で利用可能に 越境決済の認可取得
台湾の交通系ICカード「悠遊カード」を発行する悠遊卡は、日本国内における越境決済事業の認可を取得したと発表した。琉球銀行と提携し、今年下半期にも沖縄県内の加盟店での利用が可能になるとしている。
台湾からの旅行客が使用することを想定しており、日本で利用できるのは、20歳以上で実名登録済みの記名式カードのみとなる見込み。台湾ドル建てでの決済となる。利用上限額は台湾と同一で、一回あたり1,500台湾ドル(約6,000円)、1日あたり3,000台湾ドル(約12,000円)。
沖縄県は台湾からの外国人観光客が多く、県の統計によると、2018年に同県を訪れた外国人観光客は290万3,800人で、このうち台湾からの旅行客は、全体の約30%にあたる88万9,700人だった。
日本貿易振興機構(JETRO)によると、悠遊カードは2022年1月時点で9,254万枚が流通しており、同月の単月取扱額は42億7,300万台湾元(約192億円)にのぼるという。