東北・北海道・北陸新幹線の「グランクラス」、サービス刷新

JR東日本とJR北海道、JR西日本、JR東日本サービスクリエーションは、東北・北海道・北陸新幹線の「グランクラス(飲料・軽食あり)」の車内サービスを、10月1日からリニューアルする。

これまでの軽食に代わり、洋食と和食から選べる「リフレッシュメント」を提供する。10月と11月には、「DEAN&DELUCA」がプロデュースした洋食と、「分とく山」の野﨑洋光総料理長が監修した和食を用意する。これまでの路線・上下別から、全路線で共通の食事となるほか、冷凍方式に変更することで廃棄削減に取り組む。

飲料は、東京ステーションホテルの鈴木利幸シェフソムリエが監修し、オリジナルボトルの赤・白ワインのほか、日本茶やりんごジュースを用意。おつまみも飲料と一緒に楽しめるものとして、「しおちょこ」を2023年3月まで提供する。

茶菓子は、ホテルメトロポリタン エドモントの井山架展シェフパティシエが監修した「信州産あんずのパウンドケーキ」をリクエストベースで提供する。

カトラリーの包装を紙製に変更するほか、スプーンフォークはバイオマスプラスチックに変更する。この他にも可能なものを順次、プラスチックから置き換える。ウェブサイトも刷新する。

また、専任アテンダントを2人から1人の乗務に変更する。一部列車で行っていた、1列車あたり12席までの発売座席制限を終了する。