JR九州、JCBとアメックスのタッチ決済による乗車の実証実験実施 12月から

JR九州 YC1系

JR九州とジェーシービー(JCB)、日本信号、QUADRACの4社は、JR九州の一部区間で自動改札機を利用したJCB、アメリカン・エキスプレスのタッチ決済による鉄道乗車の実証実験を、12月頃から実施する。

JCBとアメリカン・エキスプレスのタッチ決済機能付きカードやスマートフォンを、対象駅の自動改札機に設置している専用機器にかざすことで利用できる。対象駅は博多駅(中央改札口、北改札口)、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅(1階改札口)で、各駅の相互区間内での利用に限られる。

JR九州は7月から、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、一部区間でVisaのタッチ決済による実証実験を行っている。JCBとアメリカン・エキスプレスにとって、国内の鉄道で初となる実証実験となる。