大井川鐵道、C56形135号機の動態化を目指しクラウドファンディング実施中 目標は1億円

大井川鐵道 クラウドファンディング

大井川鐵道は、播磨中央公園(兵庫県加東市)に静態保存されていた「C56形135号機」の動態化を目指し、1億円を目標にクラウドファンディングを実施している。

同社は、旧国鉄線上で蒸気機関車(SL)による旅客列車運転を終了した約7か月後の1976年7月9日に、金谷~千頭駅間の大井川本線で「かわね路号」として、日本の鉄道界ではじめてSL旅客列車の運転を復活し、以来、50年近くに渡り運行してきた。しかし、2019年あたりからSL車両の不具合が顕在化してきており、2月12日にはSL列車運転の安定化を目的に「C56形135号機」を搬入した。

クラウドファンディングはオールイン方式で行い、支援金額が目標金額に満たない場合でも、支援者へのリターンを必ず実施する。主なリターンには、営業列車貸切、営業一番列車乗車権利、C56形135号機の運転などを用意する。

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