奈良交通、日本一長い路線バス「八木新宮線」に一部区間を速達化した「観光特急やまかぜ」を新設

奈良交通は、「八木新宮線」の一部区間を速達化した「観光特急やまかぜ」を10月1日に新設する。

日本一距離の長い路線バスとして知られており、全長169.8キロメートル、停留所は168か所を有する。運行開始する「観光特急やまかぜ」は、土休日のみの運行で、大和八木駅発2便目と新宮駅発3便目の奈良県内のルートを一部変更し、停留所を通過することで速達化する。五条駅～ホテル昴間で停車する停留所は、五条駅・星のくに・上野地・十津川村役場・十津川温泉・ホテル昴のみ。

所要時間は大和八木駅発が6時間11分、新宮駅発が6時間6分。通常便は大和八木駅発が6時間32分と6時間44分、新宮駅発が6時間31分と6時間38分。片道運賃は大和八木駅から新宮駅までが5,350円、五條バスセンター・五条駅から新宮駅までが4,600円などとなる。

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