ニセコ東急 グラン・ヒラフ、「エース第2センターフォー」を架け替え

東急不動産と東急リゾーツ＆ステイは、「Value up NISEKO road to 2030」プロジェクトの第1弾として、ニセコ東急 グラン・ヒラフの「エース第2センターフォー」を架け替えを決めた。

「エース第2センターフォー」は、1985年に運行を開始した国内最古のクワッドリフトで、当時、サンモリッツリフトが経営するアルペンコースのメインリフトとして開業していた。架け替え後の輸送量は1時間あたり1,000人増の2,800人となり、速度も従来の1.5倍となる。2024年春にも解体工事を開始し、2024年冬シーズンにも運行を開始する。

北海道新幹線の2030年度の延伸や、高速道路の開通、ラグジュアリーホテルの開発など、期待が高まっている場所であるものの、雇用問題や繁閑差による商業・滞在機能の低下などスキーシーズン偏重といった課題は多く、オールシーズンに向けた取組みが急務であるとしており、施設などを順次更新し、ゲレンデを活用したアクティビティや滞在空間の創出を通してオールシーズンにおける魅力づくりを進める。

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