JR九州、「QUEEN BEETLE」を日韓航路に投入　あすから

JR九州は、旅客船「QUEEN BEETLE（クイーンビートル）」の博多港と釜山港を結ぶ日韓航路での運航を、11月4日から開始する。

運航日は、博多港発が11月4日・5日・12日・19日・26日、釜山港発が11月4日・6日・13日・20日・27日。博多港を午前9時発、釜山港に午後0時40分着のJF316便と、釜山港を午後3時発、博多港に午後6時40分着のJF452便に投入する。

11月運航便は就航記念特別運賃として、スタンダードクラスの片道運賃を、大人8,000円、小人4,000円と普通運賃の半額にする。燃油サーチャージなどの諸費用、ビジネスクラスでは5,000円の追加料金が別途必要となる。当面の間は電話限定で予約を受け付ける。

12月以降の運航スケジュールは、11月下旬ごろに発表する。11月28日から12月16日にかけては、船舶のドック期間となり、運航を行わない。

日韓航路は、2020年3月9日から運休していたものの、水際対策の緩和に伴い、週末限定の特別ダイヤで運航を再開する。乗船には条件があり、当日に体温が37.5度以上の発熱などがある人、解熱剤や風邪薬などを使用している人、新型コロナウイルスの隔離期間中や濃厚接触者に該当する人は利用できない。該当者が乗船している場合、入国手続きの長時間化や、それに伴う折り返し便の欠航等が発生する場合があるとして、理解を求めている。