エティハド航空、10都市への就航を予告 11月25日に発表
ITAエアウェイズ、羽田〜ローマ線開設 アリタリア航空の後継会社、初のアジア路線
ITAエアウェイズは11月5日、東京/羽田〜ローマ線を開設した。東京/羽田発が水・金・日曜、ローマ発が火・木・土曜の週3便を、エアバスA350-900型機で運航する。ローマ行きの初便(AZ793便、機体記号:EI-IFE)は11月6日午後1時35分に東京/羽田を出発した。
当初は6月1日から週5便の運航を予定していたが、計画見直しにより開設日を8月2日に延期し、便数も週3便に変更。その後、11月5日に再度延期していた。東京/羽田は51番目の就航地で、初のアジア路線となる。現在のところ、2023年3月27日からは1日1便に増便する計画を示している。
スケジュールは、ローマ発が午後3時25分で、翌午前11時20分に羽田に到着する。羽田発は午後1時35分で、ローマ着は午後8時30分。所要時間はローマ発が11時間55分、羽田発が14時間55分となる。投入されるエアバスA350-900型機は、フルフラットシートのビジネスクラス33席と、エコノミークラス301席の計334席仕様。
▲ITAエアウェイズ チーフ・コマーシャル・オフィサー兼ヴォラーレ・ロイヤリティ最高経営責任者 エミリアーナ・リモザーニ氏
羽田空港では11月6日、初便の出発に合わせて記念式典が開かれ、ITAエアウェイズのチーフ・コマーシャル・オフィサー兼ヴォラーレ・ロイヤリティ最高経営責任者のエミリアーナ・リモザーニ氏が、「日本は我々にとってとても重要な就航地。観光はもちろん、経済面でも重要なフライトになる」と強調した。
ITAエアウェイズは、経営破綻し2021年10月14日で運航を終了したアリタリア-イタリア航空を引き継ぎ、同年10月15日に運航を開始した新たな国営航空会社。スカイチームに加盟し、マイレージプログラム「ヴォラーレ・ロイヤリティ」の会員数は10月時点で約70万人。12月3日にローマ〜ニューデリー線、12月17日にローマ〜マレ線の開設を計画している。
▲ローマ発の初便(AZ792便)は11月6日午前11時32分に羽田空港に到着
■ダイヤ
AZ793 東京/羽田(13:35)〜ローマ/フィウミチーノ(20:30)/水・金・日
AZ792 ローマ/フィウミチーノ(15:25)〜東京/羽田(11:20+1)/火・木・土