外務省、サッカーW杯でカタールへ渡航する邦人に注意喚起

外務省

外務省は、カタールで開催されるFIFAワールドカップの開催にあたり、渡航する邦人に対して4回に渡って注意喚起を行っている。

カタールへの入国の際には、「ハヤカード」が必要となり、渡航許可書と数次査証として必要となるほか、試合会場への入場時にファンIDとして提示が求められる。公共交通機関も無料で利用できる。試合チケットの取得と宿泊先の確定後に申請できる。期間中は入国目的に関わらず、「ハヤカード」の申請や取得が必要となる。

ワクチンを3回接種していない人が日本に帰国する際には、出国前72時間以内に受けたPCR検査による陰性証明書が必要となるものの、カタールではPCR検査能力を逼迫し、宿泊施設や航空便も極めて逼迫していることから、検査の空きを待って滞在を延長することができない事態も予想できるとして、渡航者には可能な限り、ワクチンを3回接種するように求めている。

ワールドカップ開催期間中の例外的かつ時限的な対応として、ワールドカップ開催期間中、有効なワクチン接種証明書や出国前検査陰性証明書のいずれも所持しないカタールからの帰国者に対しては、日本入国後に検疫措置をとることを前提に、在カタール日本国大使館が発給するレターにて代替する。

到着空港の検疫で抗原定量検査かPCR検査を実施し、結果が判明するまでの間、到着空港で待機する必要がある。陽性となった場合には検疫所が手配する宿泊療養施設での療養が必要となる。