フィンエアー、アメリカ・タイ路線の機内サービスを外注する可能性 客室乗務員と交渉開始へ

フィンエアー(エアバスA350-900型機)

フィンエアーは、アメリカとタイ発着路線の機内サービスを外注する計画について、客室乗務員と交渉を開始する。

コスト削減と収入強化により、収益性を回復させる取り組みの一環。2023年末までに委託を実施する必要があり、実現すれば最大450人の客室乗務員を削減する可能性がある。フィンラーは現在、フィンランドで約1,750人の客室乗務員を雇用している。

今秋には、雇用条件の変更によるコスト削減の可能性について従業員と話し合いを行っている。客室乗務員には、勤務の効率や滞在ホテル、長時間のフライトの時間あたりの賃金規則などで変更を提案した。一部の客室従業員グループとは交渉が成立したものの、フィンランドの客室乗務員との交渉は成立していないことから、代替案としてコスト削減を進める。

フィンエアーはすでに、シンガポール、香港、インド路線とストックホルム・コペンハーゲン〜ドーハ線の客室サービスを外部委託している。交渉が成立すれば、人員削減を会費できるとしている。11月23日から交渉を開始し、少なくとも6週間は継続する見通し。

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