JAL、機内食でSDGsの取り組み強化 事前予約で廃棄削減、わかめとそら豆で作ったツナのラップサンド提供も

日本航空(JAL)は、機内食でのSDGsへの取り組みを強化する。

機内食の提供が不要な人が、事前にキャンセルできる「JAL Ethical Choice Meal Skip Option」を、12月から国際線の全路線に拡大する。キャンセルされた機内食1食ごとに、TABLE FOR TWO Internationalが取り組む日本初の社会貢献プログラム「TABLE FOR TWOプログラム」に一定額を寄附する。

また、事前予約メニューに、これまでの和食と洋食(ビーフ)に加え、10月13日から新たに洋食(シーフード)を追加した。3か月に1回更新する。ワントレーで提供する、「事前予約専用エクスプレスミール」には、第1弾としてうなぎの老舗、野田岩の蒲焼を使った「うなぎ御膳」を提供する。

11月から2023年2月までの期間限定で、ロンドン発東京行きのファーストクラス、ビジネスクラスのアラカルトメニューとして、BettaF!shが製造した、ノルウェー産のわかめとそら豆から作られたツナ「TU-NAH」を使ったラップサンドを提供する。調味料などにも動物由来の製品を一切使用していないことから、ベジタリアンやヴィーガンの人も楽しめるという。

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