エアバス、2022年の民間機納入目標達成が困難に

エアバス・ベルーガ(機体記号:F-GSTC)

エアバスは、2022年の民間機の納入目標を達成することは困難であるという見通しを示した。

最終的には、目標としていた700機程度を大きく下回らないとしたものの、サプライチェーンの問題は長期化し、エアバスA320ファミリーの月産レートを、2023年と2024年には65機に引き下げた。2020年代半ばに月産75機とするという目標は維持する。

11月末時点での納入数は565機だった。通年の受注と納入の実績は2023年1月10日、業績は2023年2月16日に開示を予定している。

ピーチ・アビエーションは11月29日、エアバスA321LR型機の受領遅延により、12月17日から2023年1月13日にかけての国内線で欠航が発生すると発表しており、航空会社の運航にも影響を与えている。