外務省、トルコでテロ発生の可能性でスポット情報発出

外務省

外務省は、イスタンブールなどでのテロ発生の可能性に関するスポット情報を発出した。

最近のヨーロッパでのコーラン焼却などの抗議デモに関連し、在トルコアメリカ大使館などは、欧米人が頻繁に訪れる場所、特にイスタンブールにおける教会、シナゴーグ、外交団の施設、さらには新市街のベイオール、ガラタ、タクシム、イスティクラルなどに対する、テロリストによる差し迫った報復攻撃の可能性について警告している。一部のヨーロッパ諸国の領事館では、イスタンブールでの窓口業務を一部停止している。

イスタンブールでは11月に、新市街の繁華街であるイスティクラル通りのタクシム広場近くで爆発事件が発生し、6名が死亡、81名が重軽傷を負っている。

外務省では、トルコ国内に渡航・滞在を予定されている人に対し、テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の収集に努め、安全確保に十分心がけるよう呼びかけている。