ジェットブルー航空とスピリット航空、国際線の路線移管を米運輸省に申請 経営統合で

スピリット航空(エアバスA319型機)

ジェットブルー航空とスピリット航空は、国際線の路線移管をアメリカ運輸省に申請した。

両社の経営統合に伴うもので、スピリット航空が保有する認証や権限をジェットブルー航空へ移管することを求めている。統合により低運賃が実現し、相乗効果が期待できるとしている。

申請書の中では、大手航空会社のハブ空港である、アトランタやダラス、デトロイト、ヒューストン、ラスベガス、シカゴ、マイアミ、ロサンゼルスなどで運賃の引き下げが期待できるとした。

また、ロサンゼルス国際空港ではターミナル5の限られたスペースを活用することや路線の最適化によって路線網を拡大できるとしており、ハワイへの路線開設も示唆した。フォートローダーデールでも、カリブ海諸国や中南米への乗り継ぎ利便性を高め、競争力を得られるとした。

統合後には458機を使用し、アメリカや中南米、カリブ海諸国、ヨーロッパの125都市以上に、1日1,700便以上を運航することを見込んでいる。