ロシア渡航禁止や早期退避求める米当局の渡航情報、新たな発表はなし　7月発表分の情報更新

在ロシアアメリカ大使館が2月12日に発出したとされていた、アメリカ国籍者に対するロシアへの渡航禁止や早期退避を求める渡航情報は、2022年7月に発出された注意喚起が定期的な情報更新の一環として繰り返されたものということがわかった。

在ロシア日本国大使館によると、新たに警戒度の引き上げなどを行ったものではないとされており、最近のウクライナ情勢をめぐる状況に関する説明を追加している。

7月には、ロシア軍による大規模なウクライナ侵攻などを受け、予見し得ない結果が生じ得ることなどからアメリカ国籍者に対しロシアへの渡航中止を呼びかけるとともに、ロシアに渡航・居住しているアメリカ国籍者には直ちにロシアを離れること、不当な拘束のリスクに警戒を強めることなどが呼びかけられていた。