JAL、サウナの混雑状況を可視化 アクティアと新サービス

日本航空(JAL)とアクティアは、「サウナ室リアルタイム人数カウントシステム」を共同開発し、新サービス「TOKYO SAUNIST」をリリースした。

高精度センサー技術を用いて人流を正確に把握し、サウナ室内の混雑状況をリアルタイムに可視化するクラウド型サービスで、ビッグデータを提供することにより、混雑の平準化や混雑予測などに役立つ分析を行う環境を構築する。これにより、首都圏を中心とした人気施設のサウナ室の混雑を、利用者が事前にチェックし、時間帯や施設を柔軟に選択できるようになる。4月ごろから順次サービスを展開し、秋ごろからユーザー向けアプリを提供する。開発には、アリババクラウド・ジャパンサービス、サムスン電子ジャパン、ジック、テルマー湯が協力した。

JALでは、サウナツーリズムを核としたツアーやグッズを販売する「JALサ旅」を、2019年から展開している。日本では月に1回以上サウナに入る愛好家が、全国で1,400万人以上いるとされている。