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シンガポール、2023年の外国人訪問者1,200〜1,400万人を見込む 前年比倍増
シンガポール政府観光局は、2023年の外国人訪問者数は2022年比で倍増するとの見通しを示した。
2022年の外国人訪問者数は630万人で、当初の400万〜600万人との見通しを上回った。インドネシアから110万人、インドから68万人、マレーシアから59万人など、主要市場からの強い需要に支えられた。検疫義務を撤廃した4月以降の平均滞在日数は約4.81日で、2019年同時期の3.36日より延び、平均客室稼働率は79.1%、平均客室料金は260シンガポールドルとなった。観光収入は138億〜143億シンガポールドルに達すると見込んでいる。
2年ぶりに「F1シンガポールグランプリ」には30万人が入場したほか、「ツール・ド・フランス・プルデンシャル・シンガポール・クリテリウム」や「シンガポール・フード・フェスティバル」、「クリスマス・ワンダーランド」、「クリスマス・オン・ア・グレート・ストリート・アット・オーチャード・ロード」、「マリーナ・ベイ・シンガポール・カウントダウン」、「ズークアウト・シンガポール」も開催された。クルーズ船230隻も寄港した。
シンガポール政府観光局では、観光需要回復のため、17市場で「SingapoReimagine(シンガポール・リイマジン)」キャンペーンの規模を拡大し、魅力を訴求した。
2023年の外国人訪問者数は約1,200万〜1,400万人、観光収入は約180億〜210億シンガポールドルを見込む。2024年までに、新型コロナウイルスの感染拡大前の水準への回復を予想している。