カンタス航空、超長距離路線向けエアバスA350型機のファースト・ビジネスクラスシートを発表

カンタス航空は、エアバスA350-1000型機のファーストクラスとビジネスクラスの新シートを公開した。

オーストラリアとニューヨーク、ロンドンを直行便で結ぶ「プロジェクト・サンライズ」の一環として、2025年後半から12機の導入を予定している。座席は超長距離路線向けに、シドニー大学チャールズ・パーキンス・センターの睡眠科学者を含む学術チームなどとともに考案した。全238席とゆとりある構成としている。

ファースト・スイートは、「1-1-1」配列で6席を設け、エクストラワイドの固定ベッド、独立したリクライニングチェア、パーソナルワードローブ、2人用のダイニングテーブル、32インチの超高精細テレビ、ワイヤレス充電、スライドドアを備え、ミニブティックホテルの一室にいるような感覚を提供する。

ビジネス・スイートは、全席が通路に面する「1-2-1」配列で52席を設け、2メートルのフラットベッド、大型の鏡を含む豊富な収納、クッション性のある革製のオットマン、18インチの超高画質タッチスクリーンテレビ、大型のダイニングテーブル、特徴的な照明、ワイヤレス充電を備える。

全ての乗客が利用できるウェルビーイングゾーンも設置する。Viasatの衛星を使った無料の機内Wi-Fi、Bluetoothヘッドフォンでの機内エンターテインメントの接続機能も導入する。

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