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ユーロスター・グループは、新ブランド「ユーロスター」を発表した。
ユーロスターとタリスが2022年5月に統合し、新会社ユーロスター・グループとなったことに伴うもので、10月から統一した新ブランドで運行を開始する。一つのウェブサイトで、現在は「ユーロスター」と「タリス」として運行している列車の乗車券の購入が可能となる。
欧州のほか、北米や世界各国で認知されているブランドであることから、「ユーロスター」を新ブランドとすることを決めた。統合後の車両数は51編成となる。
2022年の利用者数は1,480万人で、このうちユーロスターが830万人、タリスが650万人を占める。モーダルシフトの追い風を受け、2030年までに年間3,000万人の利用を見込む。
ユーロスター・グループは、フランス国鉄、ケベック州貯蓄投資公庫とベルギー国鉄が出資し、本社はベルギーのブリュッセルに置く。ネットワークはイギリス、ドイツ、フランス、オランダ、スペインの5か国に広がる。