ジェットブルー航空とスピリット航空、米司法省の合併差し止め訴訟に反論

ジェットブルー航空

ジェットブルー航空とスピリット航空は、アメリカ司法省による両社の合併差し止めを求める訴訟に反論した。

両社は合併により、市場の約8割を占める、4大航空会社に対抗する計画を推進するとしている。スピリット航空のテッド・クリスティ最高経営責任者(CEO)は、「全米の利用者にとってゲームチェンジャーとなり、アメリカの有力航空会社に対する最も魅力的な国内の低運賃の挑戦者となるという立場を強力に守る」との声明を発表した。

フロリダ州との間では、合併を支持する和解が成立しており、フロリダ州の空港を発着する便の供給座席数を少なくとも50%増やすとした。これにより新規雇用も創出する。

ジェットブルー航空は、スピリット航空との合併後、スピリット航空の機体にジェットブルー航空と同様の設備を導入する。座席数は減少するものの、増便などによって相殺する。