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JR東海は、東海道新幹線N700Sの一部編成に試験導入している「ビジネスブース」について、10月1日から同形式の全編成に順次整備し、本格導入する。
N700Sのビジネスブースは、7号車デッキの喫煙ルームを廃止し、一時的な打ち合わせやウェブ会議、電話などで利用できるスペースに改造したもの。2022年5月9日から一部の編成で試験的に導入している。
全編成への導入に合わせ、急速充電に対応したUSBポート(Type-A・C)、予約システムと連動した電気錠、利用状況の表示灯などを新設。また、空調吹き出し口に新幹線の再生アルミを使用する。導入完了は2024年度中の計画。
現在は試験導入中のため利用料金がかからないが、本格導入後は有料となる。予約は10分単位で、30分までは10分毎200円、その後60分までは10分毎300円。1回あたりの上限は60分。