ヘルシンキ・ヴァンター国際空港、第2滑走路で改修工事 旅客便への影響ない見込み

空港運営会社のフィナヴィアは、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の第2滑走路の改修工事を、5月2日から開始する。

2年間かけて行われているプロジェクトで、今夏には滑走路北端、横断滑走路の再舗装を中心に工事が行われる。同時に下水道や滑走路下の電気系統も改修する。工期は9月までで、総工費は800万ユーロ。

工事期間中、着陸機の方角が通常と異なり、空港北東部やケラヴァ方面からの着陸が増加する。旅客輸送への影響は無い見通し。4月には準備作業が行われ、午前7時から午後5時まで着陸に使用される。改修工事期間中は着陸での使用が行われない。プロペラ機の離陸は第2滑走路から通常通り行われる。

工事は2024年夏にも行われ、南端の改修や、ナビゲーションと航空航法装置を交換する。