メキシコ旅行中の邦人2人、同じバス乗車中に2回強盗に遭遇

外務省海外安全ホームページ

4月20日、邦人旅行者2名がメキシコのサンクリストバル・デ・ラスカサス発オアハカ行きのバスに乗車中、強盗に2回遭遇し現金を奪われる事件が起きた。

在メキシコ日本国大使館によると、午前1時ごろに自動小銃を持った3人組がバスに乗り込み、3,000ペソを奪われた。その後目的地へ向けて走行していたものの、午前3時頃に再び、拳銃を所持した4人組がバスを停車させ、アジア系外国人のみを降車させた上で10米ドルを奪われた。2人にけがはなかった。

在メキシコ日本国大使館は、犯人の目的のほとんどは貴重品で、強盗被害に遭った場合には犯人の要求に従うよう求めている。また、夜間の長時間の外出や移動は犯罪被害に遭う確率が高いことから移動を避けることや、被害が最小限に済むように現金とカード類などは分けて携行することも呼びかけている。