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ユニゾホールディングス、民事再生法の適用申請 負債総額1,262億円
ユニゾホールディングスは、4月26日に東京地裁に再生手続開始を申請し、同日保全監督命令を受けた。
東京商工リサーチによると、負債総額は1,262億円で、金融債務が約649億円、社債は約610億円。ユニゾホールディングスは、1959年に創業。2009年に東証2部に上場し、2011年に東証1部へ指定替えしていた。
2019年7月にはエイチ・アイ・エス(HIS)が株式公開買付(TOB)を表明し、その後にフォートレス・インベストメントやブラックストーンも加わっていた。2020年4月、アメリカのファンドや従業員が出資したチトセア投資が約2,050億円で従業員による企業買収(EBO)を実施。2020年6月に上場を廃止していた。
日本産業推進機構グループとの間で、同日付でスポンサー支援に基本合意している。監督委員には加々美法律事務所の加々美博久弁護士が選任された。
関連会社であるユニゾホテル、ユニゾ不動産、ユニゾファシリティーズやその他の海外の関連会社は再生手続を申し立てておらず、事業を継続する。
また、5月26日から2027年11月26日にかけて償還を迎える無担保社債は、期限の利益を喪失すると発表した。