大浴場はもちろん、部屋にトイレ付き!「ホテル新今宮」【はんつ遠藤の大阪・西成C級ホテル探検(14)】

そして驚いた。広い! しかもシングルルーム(スタンダードルーム)であるものの、なんとトイレ付き。もっとも、後からウェブサイトで予約内容を確認したら、最初から「トイレ付き」と書いてある。予約の時には「割引前で3,000円台」という価格重視でアクセスしていて、単に僕が見落としていただけなのだが。

そう考えると先月に宿泊した、ほぼ同料金である隣の「HOTEL SUNPLAZA」よりもお得ということになりそう。とはいえ、室内やトイレ自体は古さを感じたので、この時点ではどちらが良いかは判別できなかった。

部屋にはテレビ、冷蔵庫、電気ケトル(しかもT-fal)もあった。タオル&バスタオルも。エアコンも独立型で申し分ない。

ハンガーが2本しかないのは、今回も少しマイナスポイント。でも、フロントでハブラシはおろか、使い捨てブラシ&シェーバーもくれたのはプラスポイントだ。

しばし寛いだあと、恒例の館内探検へと向かった。

他のホテルと少し違って、フロアにより、若干の違いがある。僕が宿泊した9階と8階には部屋しかない。7階には共有のキッチン、3階から5階にはトイレ(4階は女性フロアのようだ、5階には自動販売機&喫煙ブース、という具合。

トイレは部屋も共用部分もウォシュレットではなかったが、清潔に保たれていた。

それと、とても気になったのは2階の部屋。ドアの上部が空いている。これは、あとから確認したらカプセルルームになっている模様。部屋の中に上下のカプセルという造りが、やや斬新に感じた。

ちなみに、2階には洗濯機&乾燥機が設置されたコインランドリーもあった。

そして肝心のシャワールーム。こちらも通常どおり、無問題。シャンプーとコンディショナーが一体化した“リンスinシャンプー”なのが気になる方もいるだろうが、僕的にはそれも無問題だ。

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