エアバス、「ベルーガST」を神戸へ運航 マルセイユを出発、10日午前に到着へ

エアバス・ベルーガ(機体記号:F-GSTC)

エアバス・トランスポート・インターナショナルが運航する、「ベルーガST」(エアバスA300-600ST型機)が神戸へ向けて、フランスのマルセイユを5月6日に出発した。10日午前にも到着を予定している。

「ベルーガST」は、エアバスA300-600R型機をベースとした貨物輸送機で、幅7.1メートル、高さ6.7メートルの大型貨物を積載できる。日本へは、ルーヴル美術館が所蔵し、東京国立博物館に1か月間貸し出された、ウジェーヌ・ドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」の輸送のため、1999年2月19日に初めて飛来した。

エアバス・ヘリコプターズのH225ヘリコプター2機を載せており、2021年12月以来、1年5か月ぶりの飛来となる。