イギリスの自動入国システム、技術的問題が発生 「eGate」利用できず

ロンドン・ヒースロー空港

イギリス国境警備隊は、全国的に自動入国システム「eGates」に技術的な問題が発生していることを明らかにした。

ロンドン・ヒースロー空港のほか、多くの国境で問題が発生しているといい、SNSには入国に数時間要したとの投稿もある。

「eGate」は、イギリスの15空港と鉄道駅・港に270台以上設置している。イギリスや欧州連合(EU)、日本、アメリカ、オーストラリアなどの一部の国のパスポート保持者が利用できる。

現地時間5月25日には、ブリティッシュ・エアウェイズのITシステムにトラブルが発生し、数十便が欠航したほか、荷物の搭載や引き渡しに大きな影響をもたらした。影響は翌日まで続いた。