スターアライアンス、次期CEOにテオ・パナジオトゥリアス氏 ハワイアン航空上級副社長

テオ・パナジオトゥリアス

スターアライアンスは、次期最高経営責任者(CEO)に、テオ・パナジオトゥリアス氏が就任すると発表した。1月から暫定CEOを務めているシャルロッタ・ヴィーランド氏の後任となる。

テオ・パナジオトゥリアス氏は、アメリカン航空に15年間勤務し、様々な職を歴任。セイバーのアジア太平洋地域担当副社長兼上級副社長を経て、ハワイアン航空のグローバルセールス・アライアンス担当上級副社長を9年間務め、国際市場での販売、アライアンスパートナーシップ、政府関連業務、商業機能を統括した。

ユナイテッド航空のCEOで、スターアライアンスCEOのスコット・カービー氏は、「テオは、国際的な商業および航空会社での経験から、今日の航空業界が直面する課題と機会についてよく理解しています。私は、彼がスターアライアンスをリードするのに適した人物であると信じています」と祝福した。

テオ・パナジオトゥリアス氏は、数か月以内に事務手続きと承認を経てCEOに就任する。暫定CEOのシャルロッタ・ヴィーランド氏は、スターアライアンスからスカンジナビア航空に戻り、スカンジナビア航空代表としてスターアライアンス理事会に参加する。

スターアライアンスには26社が加盟し、1日16,000便以上を運航。年間2億人以上が利用している。