羽田空港でエバー航空機とタイ国際航空機が接触か 滑走路一時閉鎖、一部便に遅延

エバー航空 EVA BR

羽田空港で6月10日午前、航空機同士が誘導路上で接触したとみられるトラブルがあった。この影響でA滑走路が一時閉鎖され、一部の便に遅延が発生している。

複数の報道によると、接触したのはエバー航空とタイ国際航空の機体とみられている。航空機の位置情報を提供するサービス「RadarBox」のデータでは、東京/羽田午前10時50分発のBR189便(エアバスA330-300型機、機体記号:B-16340)と同午前10時35分発のTG683便(エアバスA330-300型機、機体記号:HS-TEO)がA滑走路北端(16R)手前の誘導路上で並んで長時間停止していたことが確認でき、両機が接触の当該機とみられる。タイ国際航空機の一部が破損したという情報もある。

閉鎖されたA滑走路は午後1時10分に運用を再開したものの、現在も東京/羽田発着の一部の便に遅延が発生している。(写真はエバー航空のエアバスA330-300型機のイメージ)