JR西日本など6社、観光周遊型XRバスを導入へ 北陸新幹線福井・敦賀開業に合わせ

JR西日本など6社は、北陸新幹線福井・敦賀開業を機に、観光周遊型XRバスの導入に着手する。

JR西日本と京福バス、福井銀行、福井キャピタル&コンサルティング、クオラス、JR西日本イノベーションズの6社が共同で取り組む。 JR西日本金沢支社と福井県は連携協力協定を締結した。

福井県の自然や文化、歴史をリアルとデジタルで体現できる、臨場感あふれる拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を用いた周遊バス。外国人観光客にも快適に利用できる車内案内設備を備える。バス車内に設置するXR設備を開発・保有する特別目的会社を、JR西日本イノベーションズや福井銀行グループなどが設立する。

運行ルートはJR福井駅を拠点に、県内に主要観光地を結ぶ片道型で、既存の交通手段と組み合わせた周遊旅行を提案する。京福バスが運行を担う。