ヴァージン・オーストラリア、ボーイング737-8型機初号機を受領

ヴァージン・オーストラリアは、ボーイング737-8型機の初号機(機体記号:VH-8IA)を受領した。

受領したのは2020年12月に発注し、今後5年間かけて受領する、ボーイング737-8型機を8機と、ボーイング737-10型機25機の計33機のボーイング737 MAXのうち初号機。チャイナ・エアクラフト・リーシング・グループ(中国飛機租賃集団、CALC)からリース導入するもので、機材の増強や更新を実施する。当初は6月28日に開設した、東京/羽田〜ケアンズ線に投入する計画だったものの、受領遅延に伴い、数週間は代替機で運航する。

ボーイング737-8型機は、ビジネスクラス8席、エコノミーX30席、エコノミークラス138席の3クラス計176席を配置し、シートはいずれもレザータイプで、シートピッチはビジネスクラスが38インチ(96.5センチ)、エコノミークラスが最大31センチ(75センチ)。エコノミーXは足回りスペースに余裕のある座席で、エコノミークラスよりも40%広い。個人モニターはないものの、スマートフォン等から機内イントラネットに接続することで、映画やテレビ番組の視聴ができる。モバイルデバイスホルダーや電源を備えている。静寂性や燃費効率も向上した。

アメリカ・シアトルからデリバリーフライトを実施し、ホノルル経由でメルボルンへ向かう。最初の区間には、持続可能な航空燃料(SAF)を30%混合した燃料を使用した。

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