JAL、羽田で4年ぶり七夕イベント 訪日客らが日本の伝統行事楽しむ

日本航空(JAL)は7月7日、羽田空港で七夕イベントを開催した。対面でのイベントは2019年以来となる4年ぶりで、第1・第3ターミナルでは浴衣姿のグランドスタッフが利用客と交流した。

両ターミナルの出発ロビーには、千葉県成田市にあるJALグループの自社農園「JAL Agriport」から取り寄せられた笹が飾られ、空港利用客が「楽しい旅行ができますように」「Health & Happy」などと願い事をつづった短冊を結びつけた。グランドスタッフから七夕行事の説明を受けた外国人旅行者が、興味深そうにイベントに加わる場面も見られた。飾られた短冊は、他の空港で集まった短冊とともに仙台市の大崎八幡宮に奉納されるという。

また、第1ターミナルでは、空港内にあるアンジュ保育園の園児たちが浴衣姿で登場し、童謡「たなばたさま」「シャボン玉」を披露してイベントを盛り上げた。

JALによると、同社が空港で七夕行事を始めたのは1982年。2011年からは正式に「七夕イベント」として全国で展開するようになったという。2020年から2022年までの3年間は、七夕飾りは続けていたものの、対面でのイベントは取りやめていた。