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JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
エアバスは、フランス・トゥールーズにエアバスA320ファミリーの最終組立ラインを新設した。
旧エアバスA380型機の最終組立ラインに位置し、この施設で完全に組み立てられた機体の初号機は年末までの納入を目指している。2025年にかけて稼働を拡大し、約700名の従業員を直接雇用する。
エアバスA320ファミリーは、2026年にも月産75機に引き上げることを計画している。受注残のうち約60%がエアバスA321型機が占めており、需要の増加に対応した。これにより最終組立ラインは、ドイツ・ハンブルクに4か所、フランス・トゥールーズとアメリカ・モービル、中国・天津にそれぞれ2か所を有することになる。
新設した最終組立ラインでは、紙の消費量を削減するためのタブレットやスマートフォンを使用したデジタル生産管理、部品配送のための自動化されたロジスティクス、セクション接合用の軽量ロボットなどを導入し、品質と効率化を最大化し、安全や持続可能性などの新たな基準を確立させるとしている。