アイスランド首都近郊の火山が噴火 入域規制は緩和

アイスランド気象庁

アイスランド首都近郊のファグラダルスフィヤル火山が噴火した。

アイスランド捜索・救助隊は入域規制を緩和しており、火山の観光は禁止していない。新たなクレーマーの発生やマグマの噴出は予想できず、常に危険が伴うものとして注意喚起している。

一方で、近隣の駐車場から徒歩で往復約20キロ、約6~8時間程度は歩く必要があるといい、防寒着やハイキングシューズ、携帯電話の充電器、職業などの必要な装備を整えるよう求めている。駐車場は午前の早い段階から満車の場合が多いという。

ファグラダルスフィヤットル火山は、2019年から2021年にかけても群発地震が発生し、2021年3月に噴火していた。2022年8月にもマグマの噴出が確認されている。首都のレイキャビクとケプラヴィーク国際空港のほぼ中間地点に位置しており、噴火時にはケプラヴィーク国際空港発着便の運航が停止された。