キャセイパシフィック航空、中間決算黒字化　政府保有優先株を買い戻しへ、従業員には最大6週間分の報奨金

キャセイパシフィック航空は、2023年1月〜6月期の連結業績が約40〜50億香港ドルの黒字になる見通しを示した。

中間決算の発表は8月を予定しており、予備的な未監査レビューに基づいたもの。香港政府が保有する優先株を買い戻すとともに、従業員へ報奨金を支給する。

香港政府が保有する優先株式に対する繰延配当金、15億2,410万香港ドルを6月30日付けで支払っている。今後の優先株式配当はすべて、支払期日が到来した時点で支払う見通し。今後12か月以内にすべての優先株を買い戻すことを予定している。

また、従業員には最大6週間分の特別感謝報奨金を支給する。2022年末以前に入社した従業員には2週間分、さらに2020年から2022年までの間に特別休暇制度やそれに準ずる制度に参加し、その後も継続して雇用されている従業員には4週間分を支給する。

⇒詳細はこちら