DHL、持続可能な航空燃料でCO2排出量を削減できる輸送サービスを日本で本格導入

DHLエクスプレス(ボーイング777F)

DHLジャパンは、持続可能な航空燃料(SAF)を用いて、輸送に伴う二酸化炭素排出量を削減できる輸送サービス「GoGreen Plus」を日本で本格導入する。

サービスは、貨物ごとに選択できる「GoGreen Plus」と、一律価格の「GoGreen Plus – べーシック」、カスタマイズモデルの「GoGreen Plus – カーボンリデュース」の3種類。

「GoGreen Plus」は5月1日から提供しており、7月12日から新たに2種類を加えた。「GoGreen Plus – カーボンリデュース」は二酸化炭素排出量の削減度合いを10〜100%の間で自由にカスタマイズできる。それ以外は30%を削減できる。新たに提供を開始した2種類のサービスでは、送り状へのロゴの表示や削減量の証明書の発行にも対応する。

DHLでは、bpとNesteの2社と、2026年までに8億リットル超のSAF契約を締結している。サービスの利用によってSAFへの投資が行われることにより、ロジスティクスセクター自体の排出量を削減する(カーボンインセッティング)ことが可能となるという。