シンガポール航空、純利益7億3,400シンガポールドル　2023年1月〜3月、過去最高を記録

シンガポール航空は、2023年1月〜3月期の連結決算を発表した。純利益は7億3,400万シンガポールドルとなり、座席利用率とともに四半期で過去最高を記録した。

売上高は44億7,900万シンガポールドル、営業利益は7億5,500万シンガポールドルだった。

旅客需要は比較的堅調な一方、貨物需要は需要の軟化と供給量の拡大によって減少した。旅客数は840万人で、前年同期比65.5％増えた。座席利用率は88.9％で、このうちシンガポール航空が88.1％、スクートが91.7％だった。貨物需要は旅客便の運航拡大によって、輸送率は51.8％となり、単価は44.3％減少しものの、新型コロナウイルス感染拡大前を50％上回っている。

第1四半期には、エアバスA350-900型機1機とボーイング787-10型機2機、ボーイング737-8型機1機を受領した。これにより旅客機192機と貨物機7機の計199機を保有している。このうちスクートは旅客機55機を運航している。発注機材数は99機、平均機齢は6年11か月となった。旅客ネットワークは36か国・地域の116都市、貨物ネットワークは38か国・地域の121都市をカバーしている。

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